賃貸の中には家具・家電がセットになっている物件も
賃貸を借りると言うと、部屋だけ借りて生活に必要な家具・家電類は全て自前で用意するイメージが一般的でしょう。しかし、中には家具や家電がもう部屋に備え付けられている物件もあるのです。例を挙げると、テレビ・冷蔵庫・電子レンジ・洗濯機・タンス・ベッドなどが付属しているパターンが見られます。また、備え付けの家具・家電類に関して別途レンタル料金が発生するようなこともありません。月々発生するのは家賃や管理費など、物件を借りる際の一般的な費用のみ。あとは入居した人が自由に生活に使ってもよい仕組みになっています（ただし、汚損・破損させた場合は入居者の自費での修繕・弁償を求められる可能性があるので丁寧な使用を心がけましょう）。
家具・家電付き賃貸物件はどのような費用が浮く？
賃貸物件に家具・家電が備え付けられていれば、自分で家具・家電を運び入れる必要がありません。すなわち、引越し費用が抑えられます。引越し業者に荷物の運搬を依頼したとき、かさばりがちなのはやはり家具・家電類。引越し料金は運ぶ荷物の容量について変わるため、家具・家電の運搬をカットできればかなり料金はリーズナブルになるでしょう。人によっては業者に依頼せずとも自分で運べるレベルまで荷物を削減できるかもしれません。また、引越しのタイミングで家具・家電類を買い替える人も珍しくありませんが、物件に付属しているなら新調するための費用も不要です。引越し時はさまざまな費用がかさむ傾向にあるものの、家具・家電類付きの物件なら初期費用をグッとコンパクトにできそうです。